- 仮想通貨を安全に保管する方法
- ホットウォレットとコールドウォレットの違い
- 目的別のウォレットの使い分け
- 仮想通貨やNFTを安全に保管する方法ってどんなのがあるの?
こんな風に悩んではいませんか?
先日、仮想通貨の金額がNFTもいれて50万円を超えてきました。そろそろ安全に保管する方法を知っておくべきだと思い勉強し始めました。
ほとんどの仮想通貨初心者の方は、取引所での管理をされているのではないでしょうか。
結論から言いますと、仮想通貨を一番安全に管理する方法は、オフラインで管理できる『ハードウェアウォレット』『ペーパーウォレット』です。
今回の記事では、
- 仮想通貨ウォレットでの管理とは
- 仮想通貨ウォレットは必要?
- 取引所とウォレットの違いは?
- 仮想通貨ウォレット(ホットウォレットとコールドウォレットの比較)
- 仮想通貨ウォレットの種類
- ウェブウォレット
- モバイルウォレット
- デスクトップウォレット
- ハードウェアウォレット
- ペーパーウォレット
- 取引所のセキュリティは向上している
- 仮想通貨ウォレットを使い分ける
- おすすめなウォレットの使い方
仮想通貨ウォレットでの管理とは

法定通貨である日本円のお札や硬貨の管理方法は、
- タンス預金
- 銀行
- ネット銀行
があるように、仮想通貨にも管理方法多く存在します。

仮想通貨の保管方法は、
- ハードウェア
- デスクトップ
- ペーパー
- モバイル
などがあります。
しかし、ネットに詳しくない人は、少しのミスで仮想通貨を失ってしまう可能性があります。
そこでウォレットの知識をつけておくことは、あなたの資産を守るうえで重要になってきますので一緒に勉強してきましょう。
仮想通貨ウォレットは必要?

仮想通貨を取引所で管理しているけどウォレットは必要なの?



取引所でもいいけど、資産が増えてきたらリスク分散している方がいいと思うよ。
有名なハッキング例では、Mt.Gox事件があります。2014年に世界最大規模の取引所であった「Mt.Gox社」で発生した事件のことです。当初の情報では、顧客情報がハッキングされ、ビットコインが流出したと言う説明がありました。
Mt.Gox事件は、取引所の会社内部の人間が利用者のビットコインを着服していたというケースです。しかし、内部以外にも外部からのハッキングで秘密鍵を知られると、仮想通貨が流出してしまう可能性は十分にあります。
一方ウォレットを使えば、秘密鍵は自分で管理することが可能です。自分できちんと管理することで、第三者に勝手に送金されるという可能性はとても低くなります。
取引所とウォレットの違いは?
比較 | 秘密鍵の保管 | できること |
---|---|---|
取引所 | 運営会社が管理 | 仮想通貨の取引、保管、送金 |
ウォレット | 個人で管理 | 保管、送金 |



取引所は、仮想通貨の取引、保管ができるんでしょ?
わざわざウォレットを使う必要ってある?



仮想通貨を自分のものであることを証明する暗証番号(秘密鍵)を
管理しているのも取引所なんだ。
ウォレットを使えば、暗証番号を自分で管理できる安心感を得られるメリットがあるよ。



なるほど!自分で管理したい仮想通貨ヘビーユーザー向けなんだね。



そうだね。ある程度資産が増えた段階でウォレットの導入をおすすめするよ。
取引所もセキュリティが高くなっているとはいえ、ハッキングのリスクはあるからね。
仮想通貨ウォレット(ホットウォレットとコールドウォレットの比較)
仮想通貨のウォレットの種類は大きく分けて2つあります。
- ホットウォレット
- コールドウォレット



ホット、コールド?暖かいと冷たいの違い?



直訳wまぁなんとなくはわかるよね。
結論から言いますと、安全性で見るとコールドウォレットがいいでしょう。ですが、利便性が悪い、
ハードウェアの料金がかかるなどデメリットもあります。
ウォレットは、お財布なので仮想通貨を保管していると思われがちですが、
実は、秘密鍵を保管しています。
その秘密鍵を使うことで自分の仮想通貨の保管されている場所にアクセスできるようになります。
秘密鍵とは、パスワードようなもので、英単語の組み合わせで構成される。
ホットウォレット
便利だけどセキュリティ面が心配。オンラインで管理
ホットウォレットとは、インターネットに接続されている仮想通貨ウォレットのこと。
- インターネットに常に接続されているためリアルタイムで取引しやすく利便性が良い。
- モバイルで手軽に取引できる
- ハッキングされやすい
- ウイルス感染の可能性
コールドウォレット
不便だけど強固なセキュリティ。オフラインで管理
コールドウォレットは、オフラインでインターネットと切り離された場所で保管する仮想通貨ウォレットのこと。
物理的な保管方法。秘密鍵のシードフレーズを紙で管理したり、USBのようなハードで管理する。
- ハッキングのリスクがない
- ホールドするような資産は、コールドウォレットで保管する方がいい
- インターネットにつながっていないので利便性は悪い
- ハード紛失の可能性
- ペーパー紛失の可能性
コールドウォレットは安全に保管できる反面、売りたいときにすぐに売れないデメリットがあります。
仮想通貨ウォレットの種類


仮想通貨のウォレットの種類は、さきほどホットとコールドがあると先述しましたが、
それぞれ細かく見ていきたいと思います。
- オンライン(ウェブ)ウォレット
- モバイルウォレット
- デスクトップウォレット
- ハードウェアウォレット
- ペーパーウォレット
安全な順番で並べるとこんな感じ
- ペーパーウォレット
- ハードウェアウォレット
- デスクトップウォレット
- モバイルウォレット
ウェブウォレット


インターネット上に仮想通貨を保管するタイプのウォレットで一番使われているウォレット。
インターネットに接続でき秘密鍵さえ使用できれば、どこでも利用できて利便性が高いです。
- Metamask(メタマスク)
- Coinbase Wallet
取引所には、秘密鍵が管理されているので自分で管理する必要がありません。ただ事業者の不正で資金を失う可能性がある。
メールアドレス・ID・パスワードがあれば使える。
メタマスクなどのウォレットは、秘密鍵を復元するシードフレーズは自分で管理する必要があります。
ウェブウォレットは取引所保管と違って、事業者の倒産や取引所都合による使用不能にはならない。
- 比較的簡単に導入できる
- パソコンでもスマホでもアクセス可能
- メタマスクがあれば様々なサービスに接続可能
- セキュリティは高くない
- サーバーがダウンすると取引できない
Metamaskのインストール方法を書いた記事もありますので是非参考にしてください。


モバイルウォレット




国産モバイルウォレット。まだまだ歴史は浅く発展途上ではありますが、完全日本語対応なので初心者にも使いやすい設計になっています。
- 比較的簡単に導入できる
- 取引所の倒産によるリスクを回避できる
- バックアップを取ることがでるため、故障時も安心
- 発展市場のため信頼度が低い
- ハッキングによるリスクがある
- 復元フレーズを忘れてしまった場合はバックアップを復元することができない
復元フレーズを忘れた場合復元できないのは、個人で管理する事の大きなデメリットですね。
デスクトップウォレット


一番昔からあるウォレットでパソコン上で保管することを指します。
ハードウェアウォレットに対してソフトウェアウォレットとも呼ばれたりしています。
- オンラインで使えるため安全度が高い
- 利便性が高い
- ウォレットの種類が多い
- パソコンの故障リスク
- 万全なウイルス対策が必要
- パソコンがないと使用できない
ハードウェアウォレット
名前の通り、物理的なUSBみたいなもので秘密鍵を保管するウォレットです。


- Trezor(12800円)
- Ledger Nano S(9889円)
この2つが有名ですね。
コールドウォレットなので安心ですが、怪しい店舗やあまりにも安く売られているお店では買わない方がいいです。
ウイルスに感染しているデバイスが売られていることがあります。
- ハッキングされる可能性はゼロ
- 物理ボタンと液晶があり操作性が良い
- 紛失しても復元フレーズがあれば、他のデバイスでも復元可能
- 日本語サポートあり
- 他のウォレットと違い出費がかさむ
- 決済する際には、パソコンに繋がないといけないので利便性は悪い
ペーパーウォレット


名前の通り紙で秘密鍵を保管します。完全にインターネットから隔離されているのでハッキングされることはありません。
- ハードと違い無料で作成できる
- ハッキングリスクがない
- 火事に合うと紛失
- ペーパーを保管する金庫がある方が良い
取引所のセキュリティは向上してる


おすすめは、国内最大の取引所で信頼できるCoincheckです。
まだ仮想通貨取引所の登録が終わっていない人はこちら!
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レバレッジ取引がしたい方や、初心者が使いやすいのは、BITPOINTです。
外部からのハッキングリスクを減らすために、最近では、コールドウォレットとホットウォレットに分けて保管するのが主流になっています。
それに加え、証券口座などと同じく資産が流出してしまった際の補償も設けられています。
取引所のよって金額や方法は異なります。
海外の取引所では、特に補償があるのか要チェックです。
仮想通貨ウォレットを使い分ける



ウォレットの種類があるのはわかったけど、自分がどれを使えばいいかわからないよ。



確かにそうだ。人によっておすすめなウォレットは違うのでこれから解説していくぞ!
ウォレットは、それぞれ善し悪しがあるのでどんな目的かで使うウォレットが異なります。
- 頻繁に仮想通貨トレードをしたい方
- 決済目的に使いたい方
- 長期保有(ガチホ)したい方
頻繁に仮想通貨トレードをしたい方
頻繁にトレードしたい方は、取引所に入れておくと便利でしょう。
おすすめは、国内最大の取引所で信頼できるCoincheckです。取引所での手数料は無料なのは大きいです。
決済目的に使いたい方
決算に一番向いているのは、モバイルウォレットでスマホアプリで保管できるウォレットです。
長期保有(ガチホ)したい方
ガチホしたい人は、コールドウォレットである『ハードウェアウォレット』『ペーパーウォレット』がおすすめです。
オフラインでインターネットから切り離すので安全性が一番高いです。
僕もハードウェアウォレットとしてUSBタイプのLedger Nano Sを愛用しています。
Sは、安い方ですが容量少なくても十分使えるので安い方でいいと思います。
おすすめなウォレットの使い方


仮想通貨の大半は、ハードウォレットにいれておいて、残り20%ほどは、取引所においています。
さらにオンラインのウォレットのMetamaskにもNFTなどを買うために少し入金しています。
まとめ
今回の記事では、
- 仮想通貨ウォレットとは
- 仮想通貨ウォレットは必要?
- 取引所とウォレットの違いは?
- 仮想通貨ウォレット(ホットウォレットとコールドウォレットの比較)
- 仮想通貨ウォレットの種類
- ウェブウォレット
- モバイルウォレット
- デスクトップウォレット
- ハードウェアウォレット
- ペーパーウォレット
- 取引所のセキュリティは向上している
- 仮想通貨ウォレットを使い分ける
- おすすめなウォレットの使い方
について解説してきました。
仮想通貨を安全に守るためウォレットの知識は非常に役に立ちます。あなたが取引所に資産を置いておくことしか知らなかった場合は、今回の記事は役に立ったのではないでしょうか。
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