みなさんこんにちは!
高価なNFTやBTCを保管するためには、オンラインのホットウォレットではなく、オフラインで管理するハードウェアウォレットがおすすめです。
- ハードウェアウォレットのLedger Nanoを購入したけど初期設定がわからない。
こんな風に悩んではいませんか?
今回の記事では、Ledger Liveの初期設定を一緒にできるようになります。
最後には、MetaMaskと接続し、OpenseaでNFTを買うまでいけるように説明します。
今回の内容は、
- Ledger Nanoとは
- Ledger Nanoの購入方法
- Ledger Nanoシリーズの比較
- Ledger Nano S Plus開封
- Ledger Nano S Plus 初期設定①
- Ledger Nano S Plus 初期設定②
- メタマスクからLedger Nano S Plusへ入金しよう
- メタマスクとLedger Nano S Plusを接続する
- OpenseaでLedger Nano S Plusを接続する
について解説していきます。
Ledger Nanoとは

Ledger Nanoとは、フランスのLedger社で販売されているハードウェアウォレットです。
よく暗号資産取引所やホットウォレット(メタマスク)で資産を保管されているパターンがありますが、高価なNFTやガチホ用のビットコインは安全なオフラインで管理するべきと言われています。
管理方法としては一番セキュリティ面で安全なハードウェアウォレットが代表的です。
Ledger Nano の購入方法

Ledger Nanoは、アマゾンやヤフーでも新品として販売されています。
メルカリでは、新品よりかなり安い値段で販売されており信頼できる商品でないことは誰でもわかりますよね。
一度巧妙に開封されている可能性もあり危険です。
公式サイトからもしくは、日本の代理店で購入するの2択です。
数千円ケチったから故に資産をすべて失ってしまう可能性もあるので必ず正規品を買うようにしましょう。
Ledger Nano シリーズの比較
正直、一番安いLedger Nano Sで十分です。ガチホ用の通貨は基本BTCやETHが多いのでそんなに多くの通貨の種類を入れなければ大丈夫です。足りなければ不要な通貨のアプリを消せば問題ありません。
Ledger Nano Xは、唯一Bluetooth機能があり、スマホアプリと連動させることが可能です。
2022/4に発売されたLedger Nano S Plusは、Sの容量が多くなった中間スペックです。
Sの弱点であった容量が大きくなって価格も比較的安めです。
Ledger Nano比較 | Ledger Nano X | Ledger Nano S Plus【NEW】 | Ledger Nano S |
バッテリー | 最大8時間 | × | × |
入れることができる通貨の種類数 | 100ver | 100 | 2~3 |
価格 | ¥23,937 | ¥11,549 | ¥8,990 |
Bluetooth | 〇 | × | × |
対応OS | Windows 8以降, macOS 10.8以降, Linux,iOS 9以降,Android 7以降 | Windows 8以降, macOS 10.8以降, Linux,iOS 9以降,Android 7以降 | Windows 8以降, macOS 10.8以降, Linux,iOS 9以降,Android 7以降 |
S PlusにBluetoothが対応していないのは、完全なオフライン状態を作り出すためかもしれません。
cc eal5+認証のセキュアチップにより、暗号、Nfts、トークンをハッカーから保護します。
Ledger Nano S Plus開封

- Ledger Nano S Plus本体
- USBケーブル
- リカバリーシート
- ストラップ
今回2022年4月にLedger Nano S Plusが新たに発売されたのでLedger公式ページから発注して1週間弱で届きました。
箱を開けてみるとこんな感じです。
リカバリーシートがついているのは嬉しいですね。
ストラップは一応つけてみたけどどこかに持っていくことはあるのかな?
怖くて家から出せません(笑)
Ledger Nano S PLUS 初期設定①
それでは、初期設定の方法を一緒に見ていきましょう。
USBケーブルでデバイスとPCを接続します。


本体に2つのボタンがついており
- 右で次の画面へ進む
- 左で前の画面に戻る
- 両方同時押しで決定
になります。

Ledger LiveダウンロードしてくださいとあるのでPCへ
Ledger Liveをダウンロードしていきます。
Ledger Live公式 https://www.ledger.com/ledger-live


Desktopを選択。

Windows版とMac版のアプリがあるのであなたのOSを選択します。
ダウンロードを完了するとLEDGER Liveが開きます。

『はじめる』

利用規約に同意します。

どのデバイスをお使いですか?と聞かれるので『Nano S Plus』を選択します。

『新しいNano S Plusをセットアップ』を選択。
『リカバリーフレーズをお持ちですか?』は復旧する際や新しいPCにアプリを入れた時に使用します。
続いて暗号資産の基礎についてあるので熟読します。
- 秘密鍵は自分で管理する
- 常にオフラインで管理する
など
Ledger Nano S PLUS 初期設定②

事前の準備
- 30分以上の時間
- ペンの用意
- 作業は1人で安全な場所で行う
- リカバリーフレーズを記入する同胞された紙
結構時間がかかりますので余裕があるときにしましょう。

すべてのステップをこのアプリの指示通りに進める事を理解したら『了解』を押す。

- USBケーブルを指して電源を入れる
- デバイスの画面をチェック
- 『Set up as new device』を選択
- デバイスの手順に従う
USBを接続し電源を入れ右ボタンを押していると『Set up as new device』が出てくるのでその画面で両方のボタンを同時押しして決定します。

ナビゲーションでも動画で教えてくれるのでわかりやすいですね。
『次のステップ』を押す
PINコードを決める
PINコードをこちらで決めていきます。
ようするにパスワードですね。取引する際に頻繁に入力することになるコードになります。

PINコードは自分で選び、秘密にしなければいけないことを理解しました。
にチェックを入れる
『PINコードの設定』へ


4~8ケタのPINコード(パスワード)を決めていきます。

右ボタンでUP、左ボタンでDOWN、同時押しで決定。
4桁以上入れるとチェックマークが出るので同時押しで決定します。
1ケタ消す場合は、×マークが出るまで右ボタンを押して出たら同時押しで決定します。

僕は4桁でPINコードを設定しました。
リカバリーフレーズ

絶対このフレーズは、人に教えてはいけません。
このフレーズがあれば、デバイスをなくした際に復帰することができます。
逆に人に知られるとお金を失う可能性があるということです。
カバリーフレーズを紛失すると、Nanoにアクセスできなくなった場合に、ウォレット内の暗号資産を永久に失うことを理解しました。
にチェックを入れる。

- リカバリーシートを手元に用意
- 24個の単語を書き留める
絶対にスペルミスがないように再度確認してください。
『Wrire down your Recovery phrease』の画面でボタンを同時押す。

24個のフレーズが出てきますよ!と書かれていますので右ボタンを押していきます。
『Press both buttons to continue』の画面で両方同時押し

Wrire words #1単語 → Wrire words #2単語 → Wrire words #3単語
こんな感じでの右ボタンを押すと24個のワードが出てきますので紙に書き留めていきます。

最終確認で、一度一番左へ戻り#1~#24までのワードが書いたものと同じか確認します。
そして1~24の単語をデバイスの方でもあっているかを選んでいきます。
#1は○○ですか?と聞いてくるので左右のボタンで#1の正解を選んでいきます。
これを#24まで繰り返します。
ちょっと面倒ですが頑張ってください(笑)
『Your Recovery Phrase is set,Keep it in a secure place』と出たら完了。
一番右へ行きボタンを同時押し。

『Your device is ready』
『Go to the Dashboard』

『完了』を押す。
24のワードは誰にも知られない場所に保管することが大事です。

簡単なクイズを3問回答する必要があります。

LEDGERユーザーの暗号資産が保管される場所は?
ブロックチェーン上ですね。ウォレットには直接暗号資産は入っておらず、秘密鍵だけを管理することになります。

リカバリーフレーズを誰かに知られてしまうと・・・
暗号資産が安全ではなくなるため、別の安全な場所に移す必要があります。

NanoをLEDGERアプリに接続すると、私の秘密鍵は、、、オフラインの状態のまま。


あなたのデバイスが正規品であるかをチェックします。

PINコードを入力します。

これで使用する準備は終了です。
メタマスクからLedger Nano S Plusへ入金しよう
続いてMetaMaskに入っている暗号資産をLedger Nanoへ入金していきます。
ビットコインなどガチホするような資産はここに移しておくと安心ですね。

Ledger Liveのポートフォリオ『アカウントを追加』を選択

どのコインを入金するかプルダウンメニューから選択します。

とりあえずイーサリアム(ETH)にしておきます。
『続行』でNanoにPINコードを入力します。


デバイスの同時押しすると『アカウントが正常に追加されました。』のメッセージが出ます。


Ledger Liveのアカウントにイーサリアムが追加されています。他にもビットコインもある方は追加しておきましょう。

『受け取り』を押すと他のウォレットから受け取ることができます。

受け取りアドレスをコピーします。
このアドレスに送るのはイーサリアムだけにしてください。

続いてMetaMaskを開きます。『送金』を選択

さっきのアドレス『Ethereum1』を送金先に入力

送金する金額を入力します。今回は最大でいきますね。

ガス代の見積もりがでます。$2.45ですねまだましですが、やっぱイーサは高い(笑)

Ledger Liveへ戻りアカウントのETHを確認すると反映されていますね。
これでMetaMaskからLedger Nanoへの暗号資産の移動は完了です。
メタマスクとLedger Nano S Plusを接続する
メタマスクは、イーサリアム系の暗号資産を管理するホットウォレットです。
メタマスクをインストールされていない方がおられましたらこちらで説明していますので是非ご覧ください。

メタマスクのアカウントにハードウェアウォレットの接続することができるのでやっておきましょう。
もともとあるアカウントに加えLedger Nano用に新しくアカウントを作成することになります。

それでは、メタマスクを開き、右上のアイコンを押すと、『ハードウェアウォレットの接続』
とあるのでクリック。

接続するデバイスを接続します。『Ledger』

ここでLedger NanoをPCへUSBを介して接続し
PINコードを入力します。

アカウントはどれか聞かれるのでアドレスと金額が入っているものを選択します。

これで完了です。メタマスクに新しく『Ledger1』というアカウントが作成されました。
OpenseaでLedger Nano S Plusを接続する
続いて世界最大のNFTマーケットOpenseaでのLedger Nanoを使用する方法を解説します。

https://opensea.io/へアクセスし、ウォレットを接続していきます。

メタマスクを開きLedger1を選ぶとそのままOpenseaでNFTを購入することができます。
使い方としては
- MetaMaskのウォレットでNFTを購入
- ハードウェアウォレットへ大事なNFTやガチホ用BTCを移動する
こんな風に使用しております。
まとめ
今回の内容は、
- Ledger Nanoとは
- Ledger Nanoの購入方法
- Ledger Nanoシリーズの比較
- Ledger Nano S Plus開封
- Ledger Nano S Plus 初期設定①
- Ledger Nano S Plus 初期設定②
- メタマスクからLedger Nano S Plusへ入金しよう
- メタマスクとLedger Nano S Plusを接続する
- OpenseaでLedger Nano S Plusを接続する
について解説してきました。
まとめますと
- ハードウェアウォレットが一番安全
- 購入は絶対Ledger正規店か代理店を推奨
- 複数の通貨をガチホしない人はNano Sで十分
- Ledger Liveの初期設定は1人でするべき
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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